シロアリ駆除は業者に依頼しなくても自分で対策する事で被害を抑えられます。

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自分でやるシロアリ駆除!被害を食い止めるには

被害が年々増えているシロアリ被害。実は業者に頼まなくても自分で出来る対策は数多く存在しており、症状が軽い状態であれば十分に被害を抑える事が可能です。

あなたの家は大丈夫!?迫りくるシロアリの恐怖

 

家を蝕むシロアリ
湿気がある場所を好み、夢のマイホームの重要な木材や基礎を食い荒らしてしまう恐ろしい害虫…そう、「シロアリ」です。
シロアリは春から秋にかけて大量に発生し、その凄まじい繁殖力から全国で被害が確認されており、更に強い雑食性から木造建物のみならず、軽量鉄骨造りやRC構造(鉄筋コンクリート造り)の建物でも被害が確認されています。

 

まずはシロアリの生態・シロアリがもたらす危険性からおさらいしていきましょう!

 

シロアリはゴキブリの仲間!?

コロニーを形成するシロアリ

 

シロアリとは、生物学上昆虫綱ゴキブリ目シロアリ科に分類される昆虫の総称で、建物の床・天井・柱・梁・壁等、重要な箇所に巣を作り、主に建物に使用されている木材を餌にし、増殖していく害虫です。

 

 

「アリ」という名前が用いられていますが、実はシロアリはゴキブリの仲間であり、繁殖力及び雑食性等、数多くの共通点がみられます。

 

シロアリは音を立てず行動し、匂いも無いため被害に気付きづらいという難点があり、シロアリが視認出来るようになる頃には、各所を食い荒らされてしまった後である可能性も否定出来ません。

 

 

恐怖その1~耐震性能が低くなる

シロアリ被害により耐震性能が下がった家屋
シロアリの厄介な点は、建物の主要部を食い荒らしてしまう事です。

 

暗く・湿気が多い場所を好むため、主に床下に繁殖する事が多く、家の土台である基礎・柱等、建物を構成する上での重要な部分を食べてしまい、建物の耐震性能を著しく下げてしまいます

 

また、シロアリは強い雑食性を持っており、木材だけでなく、紙、壁材として用いられるボード、プラスチック、電線類等も食べてしまいます。

 

 

恐怖その2~繁殖力が強い

※繁殖期の女王シロアリ

家に潜む女王シロアリ

 

女王アリは毎日数百個の卵を産むと言われており、強い繁殖力を有しています。

 

放っておくとシロアリはどんどん増殖していってしまうという特徴があり、あっという間に建物をボロボロにしていまいます。

 

そのため、駆除を行う際にはシロアリが潜む場所を予めリサーチしておき、根こそぎ殲滅させる必要があります。

 

 

恐怖その3~浸水被害

※シロアリ被害が確認された家屋の玄関

シロアリ被害が遭ったタイル

シロアリは木材だけでなく、コンクリートやタイルといった堅い素材も平気で食べてしまうため、家の基礎や浴室の床下等、様々な場所に穴を開けてしまいます

 

わずかな亀裂等からどんどん穴を広げていってしまい、その穴から水が染みてきてしまう・浴室での水漏れが起こってしまう等の水被害を及ぼす危険性があります。

 

実際に起きた被害事例はこちら

悪さをするシロアリの種類

様々な種類がいるシロアリ

 

日本に於いて家屋・建物等に被害を与えるシロアリには、主に以下の種がいます。

 

  • ヤマトシロアリ(※画像左上)
  • アメリカカンザイシロアリ(※画像右上)
  • イエシロアリ(※画像左下)
  • ダイコクシロアリ(※画像右下)

 

家屋に於ける被害はヤマトシロアリ・イエシロアリによるものが多く、ヤマトシロアリは北海道から九州まで日本のほぼ全域で生息しており、イエシロアリは本州から九州にかけて生息が確認されています。
ダイコクシロアリは沖縄を中心に生息しているシロアリであり、こちらも他のシロアリと同じく強い繁殖力・雑食性を有しており、侮れません。
その他、近年被害が増加している外来種であるアメリカカンザイシロアリも従来のシロアリとは違い2階へ飛来し、家屋にコロニーを形成する等、進行方法についても多種多様となってきています。

 

あなたはどっち派!?DIY駆除or業者へ依頼

家をチェックするシロアリ駆除業者
シロアリの発生が初期段階であれば、自身で駆除や対策を行う事も可能です。
まずは家の状況を診断してみましょう。

 

まずはチェック!シロアリの被害状況

シロアリが好む床下

まずはシロアリが好みそうな場所を全て確認し、以下の項目が当てはまっていないかチェックしましょう。

 

シロアリが好む場所の例

  • 床下や畳の裏
  • 薄暗く湿気の強い場所(風呂場・天井裏・排水溝回り等)

 

建物に穴や腐敗があるか

シロアリは強い雑食性を有しており、家の各所をかじって穴を開けてしまいます。

 

上記の「シロアリが好みそうな場所」をしっかりと目視し、該当する箇所がある場合にはシロアリ対策を行う必要があります。

 

 

蟻道はあるか

※シロアリが作った蟻道

シロアリの蟻道

シロアリには土壌性シロアリと乾材シロアリがいます。

 

日本の主なシロアリ被害はヤマトシロアリ・イエシロアリと呼ばれる土壌性シロアリによるもので、これらのシロアリは移動の際、土で作った「蟻道」を作る習性があります。

 

蟻道がある場合には家にシロアリが定着している可能性があります。

 

 

羽アリはいないか

※羽アリとなったニンフのシロアリ

羽アリとなったシロアリ

シロアリは働きアリ・兵アリ・ニンフ・女王アリ・王アリで構成されています。

 

この中で「ニンフ」と呼ばれる階級のシロアリは将来「羽アリ」となり、家中の隙間から大量に飛び出してくる事があります。

 

 

また、羽アリ自体がいなくても羽が落ちていたり、家の近くに羽アリの死骸が落ちていたりする場合等は要注意です。

 

なお、この状態になってしまうと、シロアリのコロニー形成はかなり進んでいると考えられています。

 

 

床がきしんでいないか

※シロアリに食い荒らされ、スカスカになってしまった床

シロアリ被害に遭った床

木材で出来た床はシロアリの格好の餌食です。

 

シロアリの食害に遭ってしまった床材は中身がスカスカとなり、大きく軋む(きしむ)ようになってしまい、長年放置すると床が腐って抜けてしまう等の被害が出る可能性があります。

 

 

 

 

上記が一つでも当てはまっていればすでにその家屋にはシロアリが潜んでいる可能性があります。

自分で駆除するメリット

シロアリDIY用品
初期症状であれば、自身でシロアリを駆除する事も可能です。

 

業者に頼むよりも費用を安く抑える事ができて経済的ですし、DIYが好きな方であれば趣味の一環としてシロアリ対策を行っていけます。

 

また、赤ちゃんやペットのいるご家庭の場合シロアリ駆除剤を出来るだけ使用しない方法を取ったり、家を出来るだけ傷付けない方法で補修を行ったり、といった自身の生活スタイルに合った対策を選ぶ事も可能です。

 

オススメシロアリ殺虫剤の口コミと効果はこちら

 

しかし、もちろんいい事ばかりでは無く、デメリットもあります。

 

シロアリやDIYについての勉強が必要

シロアリについてのQ&A
シロアリを駆除するには、まずシロアリの生態を知る必要があります。

 

知識が全く無いと「シロアリがどこに潜んでいるのか」や「殺虫剤をどこに撒けばよいのか」等が分からず、駆除出来ないためです。

 

また、DIYを行うには特殊な道具・工具類も必要になりますので、普段DIYを行っていない方にとっては大変な作業となってしまいます。

 

 

 

時間が掛かる

時計の画像
シロアリはその高い繁殖力で家の各所に住み着き、繁殖を繰り返します。

 

そのため、一か所でも残してしまうと再度繁殖を繰り返す恐れがあり、駆除は一気に行わなければなりません。

 

駆除⇒繁殖のループにハマってしまうと、非常に時間と手間が掛かってしまいます。

 

自分で出来るDIY・リフォーム方法まとめ!

安心に駆除するならプロの力を借りましょう

シロアリ駆除を行う業者

 

シロアリが高い繁殖力を持っている事は前述した通りですが、一定数のシロアリが確認された時点で市販の薬での全滅は非常に難しいものとなってしまいます。

 

また、家屋の至るところに存在する状況に陥ってしまうと必要な薬剤の量が増えてきてしまい、コストパフォーマンスの観点からみても良くありません。

 

 

床下に出なくなったと思ったら今度はお風呂場に出てしまった、といったようなイタチごっこになりかねませんので、決して無理はしないようにしましょう。

 

状況をしっかりと見定めた上で、自分で対策するかプロに任せるかを判断する必要があります。

 

 

業者の選び方は?

 

スピーディかつ安心に駆除を行うならプロに任せるのが一番ですが、近年、不必要なシロアリ駆除やリフォームを行い、高額な駆除費、工事費等を請求する詐欺まがいな営業を行う業者が増えつつあります

 

業者は、駆除の実績が豊富である会社を選んだ上、契約前に必ず複数の業者から見積もりを取り、比較しつつ判断するようにしましょう。

 

 

人気のシロアリ駆除業者TOP3!

どこを選べば良いのか分からない!という方のために、シロアリ駆除の実績・対応力・顧客満足度を総合し、ランキング形式でまとめました。

 

シロアリ110番

 

シロアリ110番のキャプチャ

 

言わずと知れたシロアリ駆除の最大手「シロアリ110番」。

  • 【リーズナブルな料金設定】
  • 【確実な駆除】
  • 【手厚い保証】

で、実力面・サービス面共に高い水準のパフォーマンスを発揮しているシロアリ駆除会社です。

 

シロアリや害虫駆除には人体、動物に影響の少ない低刺激の薬剤を使用するため、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心して利用する事が可能になっています。

 

また、長年の実績で培われた駆除テクニックにより、家屋へのダメージを最小限に抑えつつ、独自の防虫加工によりシロアリ・害虫を寄せ付けません。

 

この特別なコーティングの継続期間は5年間を推奨していますが、10年前に駆除を行った方の家屋では今も一切害虫が来ないという程の効力です。

 

万が一、施工から5年以内にシロアリが再繁殖してしまった場合には無料で駆除を行ってくれる手厚い保証サービスも◎!

 

相談は無料で行えるため、家屋のメンテナンスを兼ねて一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

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シロアリ退治.com

 

シロアリ退治.comのキャプチャ

1㎡1200円(税込1320円)の業界最安値で話題となっている「シロアリ退治.com」は、シロアリのみならずスズメバチ・クロアリ・ダニ・ノミの害虫駆除や、飲食店向けの防虫コンサルティング等に幅広く対応しているシロアリ駆除業者です。

 

大阪・東京・佐賀に営業所を構えているため、シロアリの被害に遭いやすい近畿・中国・四国・九州エリアをカバーしており“全国どこであっても・どのような案件でも”スピーディーに対策・駆除を行っています。

 

調査及び見積りは無料である上にキャンセル料も掛かりませんので「とりあえず相談してみたい」というシーンでお奨めしたいサービス内容となっています。
基本プランには「5年保証」も付いているため長期的な対策を行いたい場合のコストパフォーマンスは他社よりも頭一つ抜きん出ているシロアリ駆除業者と言えるのではないでしょうか。

 

 

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ムシ・プロテック

 

ムシ・プロテックのキャプチャ

 

日本全国OK・24時間対応・365日営業中!
の『ムシ・プロテック』は、シロアリだけでなくあらゆる害虫の駆除に対応している業者です。

 

【対応している害虫の例】
シロアリ・ゴキブリ・スズメバチ・ダニ・ノミetc

 

さらに、年間3,000件以上の実績があり、地域特有の害虫駆除が可能という点は全国展開している同社ならではの特徴と言えます。

 

一戸建てはもちろん、集合住宅・オフィス・飲食店(店舗)といったあらゆる物件に対応しておりますので、正に害虫駆除の“オールラウンドプレイヤー”です。

 

他社に断られてしまった案件であっても柔軟に対処する姿勢は、害虫に悩む方の大きな支えになることは間違いありません。

 

自信をもってオススメできるシロアリ駆除業者であると言えるでしょう。

 

 

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シロアリ駆除で出来る税金対策・助成金は?

シロアリ被害は家屋の倒壊をも引き起こす恐れのある虫害です。
そのため、国や地方公共団体ではシロアリ被害者に対し援助を行っています。

 

 

所得税の控除がある

電卓とシロアリ被害に遭った家への補助金
シロアリの駆除費用・修繕費等は、所得税法施行令(冷害、雪害、干害、落雷、噴火その他の自然現象の異変による災害及び鉱害、火薬類の爆発その他の人為による異常な災害並びに害虫、害獣その他の生物による異常な災害)に規定する「災害」に該当するため、所得税雑損控除の対象となります。

 

雑損控除についての詳細はこちら

 

シロアリ被害の助成金・補助金は?

 

シロアリの駆除費用の一部を負担する地方公共団体もあります。

 

「掛かった費用の○%」や「○万円負担」といったように市区町村によって補助の内容は区々のため、事前に現在お住まいの市区町村役場に問い合わせてみましょう。

 

シロアリ被害に火災保険は適応できる?

 

家屋の被害と聞いて思い浮かぶのが火災保険ですが、結論から申してシロアリ被害に対応する火災保険はほとんどありません
火災保険は自然災害に対する保険という位置づけであるため、シロアリ被害は対象外とすることが一般的なようです。
一部、台風や雨漏り等による自然災害が起因となり、シロアリ被害を誘発した場合には対象となる可能性もありますが、因果関係を証明するのはなかなか難しそうです。

 

シロアリ被害に対する補償を目的に火災保険に加入している場合、期待通りに支払いを受けられない可能性があります。
この機会に火災保険で対象となる被害を確認すると共に、各保険を比較して保証内容・掛け金を見直してみてはいかがでしょうか。

 

火災保険比較

 

シロアリ駆除に於ける心構え

国土交通省が発表した「シロアリ被害実態調査報告書」によると、築5年以上の建物からシロアリ被害が確認されており、築年数が多くなればなるほど、被害家屋数は上昇していく傾向になっています。

 

シロアリ駆除を行う上で最も重要な事は、「現状をしっかりと把握する」ことです。
家の現状を見定め、早期に発見し、適切な対処を行っていればシロアリは全く怖くありません!

 

シロアリが家にいたからといってすぐさま家屋が倒壊するような事態になる事はほとんどありませんので、仮にシロアリを見つけても決してパニックにならず、落ち着いて対処しましょう。

 

また、自身で手に負えないと感じたらすぐにプロに任せ、無理をしないように心掛ける事も家屋を守る上で非常に重要です。

 

シロアリ被害に悩んでいる方やこれからの被害が不安な方は、まずは業者が行う無料相談等を有効活用し、家屋の現状を診断してみてはいかがでしょうか。